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９１１から世界が見えてきた「アメリカの一人勝ち」

911-1 　今から十年以上前の9月11日の出来事でした。私は夜間勤務でまだ職場に居た時にCNNのニュースをインターネットで見ていた同僚が、ニューヨークで大変な飛行機事故があったらしいと言っていました。飛行機がビルに衝突するなんてビックリ！それから渋谷の六本木通りの水道工事現場で運転手さんのカーラジオが「２機目の飛行機が衝突」と。思わず「戦争だ！」と叫んでしまいました。

　翌日からニュースは９１１テロ事件の放送を連日行っていました。犯人はアラブのアルカイダと言うテロリストだって。それから、ペンタゴンとホワイトハウスを標的に！すごいことやるな～。

　でも、TVのニュース映像を見ていると「なんか変だな」と思い始めました。１００階建ての鉄骨造りの高層ビルが２棟とも同じように崩壊していく。MITでは闘争と麻雀しかやっていなかったので、専門ではないのだけれど、土木工事の仕事をしていたのでコンクリート・鉄骨・鉄筋等については知識が多少は有りました。「こんなことあるわけがない。」と思いました。爆破解体ではビルが粉々になって壊れていくけれど、ビル火災で鉄骨の強度が一部弱くなったとしても、マンハッタン島を覆い隠すような粉末にはコンクリートはならないのです。よほどの手抜き工事でもない限り、途中で鉄骨の踏ん張りで崩壊が止まるか上部が横に倒れてしまうでしょう。それに１０秒じゃ無理ですよ。ペンタゴンにしても６４便にしても変な感じ。

　 pent14 (1).jpg そんなこととは別に、犯人はアルカイダだ！・ビンラディンだ！とテロリストへの報復の戦争？何が何だか解らないうちにアフガン・イラクへの軍事侵攻。西部劇の牛泥棒が裁判にもかけられずに縛り首にされるようなリンチ行為。国民に有無を言わせない「愛国者法」の施行。

　あまりの手際良さにただ唖然とするばかり。日本を含めた世界中がこの流れに乗ってしまった。米帝のアフガン・イラクへの侵略を許してしまったのです。

　アメリカ国内では「愛国者法」の関係もあって、このおかしな事実について疑問を持つ者が少なかった。事実国民の大多数がこの対テロ戦争を支持する結果となってしまっていた。しかし、アメリカ以外の国々では草の根のように９１１事件がテロではなかったのではないか？と言う疑問が出てきていた。

　あるフランス人が「ボーイングを探せ（あなたの視力を試せ）」というホームページを作りました。この中で「９１１事件のペンタゴンに突っ込んだとさてるボーイング機が、公表されている写真の中に見つけられない」「突入したものはボーイング機では無かった」「陰謀ではなかったのか？」と問題提起をしました。アメリカの地方ラジオ局のトーク番組「ザパワーアワー」でホストをしていたデープ・ヴォンクライストは、退役軍人向けの保守的な番組を作っていて、「何を言ってるんだ、陰謀なんかある訳がない」と、このフランス人の言っていることの反論をしようと調べ始めました。「陰謀論者」の戯言だと思って、調べ始めましたが調べれば調べるほどこの事件の「変なこと」に気がつきました。やはり、ボーイング機を見つけ出すことはできませんでした。そして、「ボーイングを探せ」と言うドギュメント番組を作りました。

このドギュメントで、９１１事件が「陰謀」「自作自演」ではないかとの疑惑が広がっていきました。

ドギュメント番組「９１１・ボーイングを探せ」をご覧ください。

　更に、WTCツインタワービル崩壊が「爆破」ではないかと言う疑問も出てきました。

９．１１テロ　タワー崩壊の「目撃者」

　ちょっとした疑問が、どんどん大きな疑問になって行く。「誰が？」「なぜ？」「どうやって？」と疑問を持っていくと、あまりに巨大な陰謀が「そんなことある訳がない」と思えてくる。東スポ的な「陰謀論」であれば面白おかしく語れるのだけれど、９１１で３０００人以上アフガン・イラクで１００万人以上の犠牲者が出て、ふたつの国への侵略行為が黙認されるほどの全世界を騙す巨大な陰謀が有ったとは驚きである。

ぜひとも見ていただきたいのが、アメリカの若物が作成したドギュメントで、単なる陰謀説を語るのではなく、事実を繋いで真実に迫ろうとしている作品です。そして、真実を皆に知ってもらいたいとの思いで著作権を放棄しています。きくちゆみさんの翻訳で、自作自演の９１１事件の真相が見えてきます。

　ルーズチェンジ２　

　それではここで問題を整理してみましょう。様々な陰謀論が出回っていてどれが真実なのかを見極めることは至難のことですが、そのうち一つでも真実を見つけられれば、事件の真相全体が見えてくるはずです。

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アフガニスタン戦争の真の理由

２　ツァイトガイスト（時代精神）　ピーター　ジョセフ

　　題名を見るとちょっと宗教がかって見えますが、アメリカという国が見えてきます。

　　第１部はアメリカ人が信じ・従っているキリスト教に対する批判