安倍政権の正体−安倍政権を葬り去れ!(随時更新) 風流亭夢譚

 

 安倍晋三はまともに取り上げるような価値ある人間ではない。その無知、無教養には愕然とさせられる。しかし、その大暴走を許していたら私たちは大変な目にあう。マスメディアは的確に批判をしないし、現実的に国民はそれを許している。問題点を探りたい。さらに現在進行中の安保法制審議も見ながら随時、追加、加筆していきたい。そして安倍政権が葬り去られる日を実現したい。

 

[T] 安倍晋三という人間

 

私は安倍晋三という人間を心の底から軽蔑している。嫌悪というより憎悪の感情を持っている。なぜならばアベは日本国と日本人を破滅においやろうとしているからである。口では「日本を守る」「国民の生命と財産を守る」「国民の平和な生活を守る」と言っているが大嘘である。アベは代々首相をはじめ政権の主要ポストを歴任した政治家一家に生まれた。いわば「銀の匙(スプーン)を咥えて生まれてきた人間」なのだ。国民一般のことなど眼中にない。「ボクちゃんは生まれついての日本の支配者であり、国民は支配者に従うのが当たり前だ」と信じているのである。これを裏付ける最近の発言があった。安保法制の審議中、問題点の指摘に対して、「政府の出す法案の説明は全く正しい。なぜなら私が総理だからだ。」全く話にならない。アベが守りたいものは、国家権力であり、大資本である。そのためには国民が犠牲になっても当然だと考えている。そして対米隷属国家「日本」のご主人様であるアメリカの権力者と1%の富裕層、グローバル資本に対しては奴隷根性丸出しで徹底的に媚びへつらっている。

 彼の特質として、平気で大嘘を付ける。オリンピック招致の際の福島原発「アンダーコントロール」発言がいい例である。幼児程度の頭脳しか持っていないので(幼児に対して失礼か)、批判に対する対応が幼児的激情型である。そのくせ、詭弁、はぐらかし、すりかえ、ごまかし、根拠なき断言は大得意である。国会中継などを見ているとわかるように、質問に全く答えない。質問に答えると本心が見えてしまうからだ。官僚ペーパー棒読みか、論点が見えなくなる自己中心的、情緒的、自己陶酔的な言説に終始し、全く議論になっていない。議論をする能力のない人間なのだ。とにかくやることなすこと、姑息で汚い。アベは本心を吐露すると国民の総反発を食うことを本能的に知っているのだ。

 しかしアベ一人で現在のアベが存在するのではない。政官財界に彼を担ぐ勢力が存在する。「神輿は軽くてバカがいい」・・・かつての自民党長老たちが首相を選出する際に、裏で暗躍し、よく言っていた言葉である。アベは神輿にはうってつけである。

 かくして「チームアベ」は軽い神輿を担いだまま大暴走を続ける。

 

[U] 歴史認識・・・安倍晋三の大いなる自己矛盾

 

アベの歴史認識の原点は、母方の祖父、第二次大戦のA級戦犯容疑者、岸信介1への思い入れにある。

「ぼくのじいちゃんは悪くない」

「じいちゃんはA級戦犯なんかじゃない」

「じいちゃんは立派な人だ」

ということに尽きる。原点というよりはアベの歴史認識の全てである。

 従って、じいちゃんが関与した、大日本帝国の中国への侵略、旧満州国のでっち上げと植民地支配を正当化したい。じいちゃんの行った所業を「侵略」「植民地支配」と認めたくない。「国策を誤った」と言われたくない。いわんや「痛切な反省」「心からのお詫び」などもってもほかだと思っている(アンダーラインは「村山談話」にある言葉)。「ポツダム宣言」2A級戦犯を裁いた「東京裁判」㊟3も認めたくない。これがアベの本心である。じいちゃんを思う気持ちは幼児の時から時間が止まったままなのだ。「自分を可愛がってくれた好々爺の顔」と「戦争犯罪を犯した権力者の顔」との区別もつかず、頭の中味も幼児の時から止まったままなのだ。

 しかし、アベの本心からすると、「戦後レジーム」すなわちアメリカの戦後政策を否定することになり、本当の敵はアメリカになるのだ。これが安倍晋三の大いなる自己矛盾である。日本は敗戦国であり、事実上のアメリカの植民地である。いわばご主人様と奴隷の関係。ご主人様に逆らって日本は生きていけない。そこでアベのとっている基本姿勢は、アメリカには徹底的に隷属し、「虎の威をかる狐」として、アメリカの許す範囲で「大日本帝国」を復活させたい。せめてアジアでは中国を封じ込めて権勢をふるいたい。そのように考えているのであろう。

 

㊟1:岸信介(きしのぶすけ)とはアベの母方の祖父である。戦時中の商工大臣、日本が中国に侵略してでっち上げた旧満州国(現在の中国北東部)の最高幹部の一人。戦後GHQ(アメリカの占領軍)からA級戦犯容疑者として巣鴨プリズンに収監されたが、なぜか釈放された。これには岸とGHQとの裏取引があったことは容易に想像がつく。以降CIAのエージェントになり、再び権力の座に返り咲いて、首相まで上り詰めた。1960年新安保条約時の首相、新安保は締結されたが、国民の反対運動により、岸内閣は倒れた。「昭和の妖怪」とのあだ名有り。同じく満州人脈のA級戦犯容疑者、児玉誉士夫、笹川良一らも釈放され、戦後日本で暗躍することになる。

 

㊟2:ポツダム宣言。英米中による、大日本帝国に対する「無条件降伏」勧告。

   5月20日の党首討論で、アベはこれを読んでいないことが判明。「戦後レジームからの脱却」を唱えるアベは、戦後レジームの原点であるポツダム宣言も知らない。知りもしないものからどのように脱却しようというのか。全くお話にならない。

 

㊟3:東京裁判:第二次大戦の連合国が「戦争犯罪人」として指定した日本の指導者をさばいた裁判。A級戦犯に全ての責任を押し付け、天皇も日本国民も悪くはなかったとし、戦争に対する手打ちを行った。日本もこれを受け入れた。東條英機、広田弘毅ら7名が死刑になる。

 

[V]チームアベは日本をどんな国にしようとしているのか

 

 チームアベは決して本心を言わない。本心をいえば国民の総反発を食う。マスメディアも枝葉末節のことばかり報道し、政権が意図していることの真実を報道しない。ではチームアベは日本をどんな国にしようとしているのか?特定秘密保護法、集団的自衛権の閣議決定による解釈改憲、TPP参加、アベノミクス、教育改革、労働者派遣法などの雇用政策、マスメディアに対する圧力等等。一連の動きを見ればそれが見えてくる。

 

@日本を軍隊も核兵器も保有する、戦争ができる強い(みたいな?)国にしたがっている。しかし、日本は第二次世界大戦の敗戦国であり、国連(内実は第二次世界大戦の戦勝国連合、米英中露仏が戦勝国、独日伊は敗戦国)においては今だに敵国条項の中に入っている。国連にとって日本は今だに敵国なのだ。従って日本単独ではできないので、アメリカの尻馬に乗ってこれを成し遂げたいとしている。アメリカに対しては奴隷根性丸出しでのぞみ、アジアの国々に対しては居丈高にのぞむ。日米安保条約によって、日本はさんざん「領土と金」をアメリカに貢いできた。集団的自衛権によって今度は国民の命まで貢ごうとしている。これによって自衛隊はアメリカの「下請け軍隊」「傭兵」に成り下がる。アメリカに倣って原発も兵器も輸出して大資本が儲かる国にしたがっている。戦争は実に儲かるビジネスなのだ。

 

A国内支配体制は、まさに戦前戦中の体制に戻したい。自民党憲法草案をみれば一目瞭然である。基本的人権を抑制し、思想、信条、宗教、報道、言論の自由を弾圧して情報統制を図ろうとしている。最近、マスメディアに対する圧力は日々ましているし、マスメディアも政権の意向を忖度し、自主規制に走っている。私たちは北朝鮮を前近代的な独裁国家だとわらっているが、わずか70年前までは日本は北朝鮮のような国だった。チームアベはまさに時代を逆行させようとしている。

 国民には余計なことを知らせない。余計なことを言わせない。国民は「勤勉で従順」であれば良い。国民は政治的、社会的には無知で良い。国策には黙って従い、戦場にも黙って行き、死ねば靖国神社に祀ってあげる。それがチームアベの本心なのだ。こうした目的のために教育改革が進んでいる。

 

B経済社会的には、アメリカ流新自由主義にどっぷり浸ろうとしている。むき出しの資本主義、弱肉強食の世界である。1%の富裕層と99%の貧困層に分かれる超格差社会。その布石は着々と打たれている。雇用政策により、正規雇用が減り、非正規雇用が増えている。竹中平蔵に至っては、正社員はゼロでいいとまで言い放っている。現状を見てもわかるとおり、非正規雇用では低賃金長時間労働を強いられ、貧困層は拡大する。若者の多くは将来設計が立たず、結婚もできず少子化は一層進む。

 

CTPPについてもその恐ろしさをマスメディアは伝えない。チームアベはTPP参加を表明した。日本の農業、食の安全、医療といった人間が生きることの基本が、アメリカのグローバル資本によって蹂躙される恐れがあるのだ。特にISDS条項は恐ろしい。日本の法律や社会規制によって、アメリカのグローバル企業の参入が妨げられた場合、訴えることができ、膨大な賠償金を請求される。つまり国の法律よりISDS条項が上位に位置する。まさに日本の富をアメリカに売り渡すようなものだ。

 

D対米隷属のより一層の強化によって、今までも怪しい「主権国家」「独立国家」の地位がさらに危うくなる。アメリカとの関係を見ると日本は本当に「独立国」なのかと疑いたくなる。TPPによって日本社会が壊され、集団的自衛権によって国民の命まで貢ぐ。沖縄の基地問題は今度は本土にも押し寄せてくる。本土の沖縄化である。横田基地にもオスプレイが配備されて、首都圏の人間は枕を高くして寝られない。チームアベは一体どこを見て政治をやっているのだ。

 

チームアベが目指すこのような国の国民は幸せであるはずがない。

 

[W]チームアベの大暴走によって、どういう事態が起こるのか?

 

@アメリカが行う戦争に、自衛隊が「下請け軍隊」「傭兵」としてこき使われる。その結果恨まれなくてもよい国家や民族、テロリスト集団に恨まれることになる。日本が攻撃やテロの標的になる。

 

A日本は軍事的に非常に脆弱な国家である。なぜなら、戦後70年間、日本は戦争を想定した国作りを一切やってこなかった。国家機能を東京一極集中させ、リスクの分散をやっていない。東京にミサイルが飛んでくること、テロの標的にされることを想像して欲しい。国民はパニックに陥り、他国と戦争するどころの話ではなくなる。全国に54基もの原子力発電所という名の「核地雷」が埋め込まれている。これはアメリカによって埋め込まれた。しかも「核地雷」の位置は全世界に知れ渡っている。ここにミサイルが飛んできたら、テロの標的になったら、日本列島は人間が住めない死の島になってしまう。ドローンが首相官邸の屋根に落ちて何日も気が付かない。これが戦争をやろうとしている国かねぇ?全くお笑いである。日本は敵をいかにして作らないか努力をすべき、これしか生きる道はない。

 

B日本が攻撃されてもいないのに、のこのこ戦地に出かけて行けば、自衛隊員に戦死者がでる。彼には妻子がいる。親兄弟もいる。友人たちもいる。彼らは皆一般の日本国民である。日本人は自衛隊員の戦死を受け入れることができるだろうか。決して受け入れることはできないだろう。

 

C自衛隊員に戦死者が出れば、自衛隊の志願者が激減する。対応策は隊員の報酬(国民の血税)を釣り上げるか、徴兵制しかない。徴兵制が敷かれれば、若者は決して逃げ切ることはできない。徴兵拒否は「軍法会議」にかけられる重罪である。今の小中学生それ以下の子供たちが十八歳前後になれば、すなわち私たちの子や孫たちに「赤紙」ならぬ「赤メール」が届き、戦地に行かされ殺し合いをさせられる。あるいは日本が殺し合いの戦場になるかもしれない。こんな事態、あなたは許せますか?私は絶対に許せない。

 

現在のアメリカには徴兵制はない。しかし志願兵は後を絶たない。彼らは貧困だからだ。「兵役を経験すれば、大学へ行ける、健康保険証がもらえる、正社員で就職ができる」と言う餌で志願兵をリクルートしている。イラクに派兵された彼らは重いPTSDにかかり、自殺したり、まともな社会生活を送れなくなっている。新自由主義が進めば、日本もアメリカのような国になってしまう。

 

D国民は正確な情報を知らされないまま、国策の泥沼にはまっていく。日本人は太平洋戦争で、戦後は原発政策で騙され続けてきた。特定秘密保護法は国民に正確な情報を知らせないということだ。このままでは日本人は騙され続けるだろう。何度も騙されることは騙される方に罪があることを自覚すべきだ。

 

E政府批判をすること、疑問を投げかけることは即弾圧の対象になる。思想信条、言論、報道の自由がなくなり、戦前戦中の官憲による逮捕、拷問、虐殺の悪夢が蘇る。私がこんな文章を書くと即逮捕される。私はそういう事態を真剣に恐れている。

 

Fアメリカ流新自由主義、市場原理主義のよって貧富の差が拡大。多くの国民生活は貧困に陥る。社会に潤いがなくなり、身も心も殺伐とした社会になる。「一億総中流」が懐かしくなる。

 

GTPPによって日本社会の形が歪められる。世界に冠たる「国民皆保険」が危機にさらされ、日本の医療がアメリカの保険会社、製薬会社の食いものにされる。日本の農業もアメリカのバイオテクノロジー会社の支配下に置かれる。例えば軽自動車の優遇の法制が、アメリカの自動車メーカーの日本への参入障壁になれば、ISDS条項により訴えられて日本の法制が変えられてしまうこともありうる。

 

Hアメリカへの隷属強化により、日本の「独立国」「主権国家」の地位がますます怪しくなり、植民地化がさらに進む。

 

[X]日米関係はドラえもんの「ジャイアンとスネオ」の関係

   (前泊博盛著「日米地位協定入門」から抜粋)

日米関係は、人気アニメ「ドラえもん」に出てくる「ジャイアンとスネオ」の関係に例えられる。大柄で喧嘩も強く典型的なガキ大将のジャイアンにインテリ少年のようなスネオはべったりくっついている。(スネオは喧嘩が弱いが、小金持ちの家庭の坊ちゃんで、高価なおもちゃをたくさん持っている。ジャイアンに理不尽な要求をされたら、高価なおもちゃをすぐに差し出してしまう。)スネオはジャイアンの言いなり。主人公ののび太をジャイアンがいじめていても黙って見ているだけ。それどころかいじめに手を貸すこともある。いじめっ子のそばにいれば自分はいじめられない。いじめる側にいれば自分は安心、そんな計算が働いている。ジャイアンの不条理な要求、横暴な態度、暴力の前に奴隷のようにひれ伏すスネオは日米関係の日本の姿だ。しかも、ほかならぬ日本自身が、そんな自虐的な表現で日米関係を描いているのが残念でならない。独善的で横暴な態度や、傍若無人で乱暴な行為、暴力に対しては毅然と立ち向かう。是々非々で論じ合う、悪いことは悪いといえる、嫌な事は嫌だとはっきり言い合える、スネオにはそんな勇気を持ってほしいと思う。(ドラえもんをみていると、誰もがスネオに対して、そのように思うのではないだろうか?)

はるか昔(約70年前)に、自分から売った喧嘩に負けたからといって、勝ったやつのずっと子分のまま、というのは主権国家として、経済大国として、民主国家としてどうなのか。戦後日本人が見失ってきた「自主独立」の気概が今こそ試され、求められている。             

 

[Y]戦後レジームの二つの側面

 

 戦後レジーム、すなわち敗戦国日本に対して行ったアメリカの占領政策には正の側面と負の側面がある。

 

正の側面:戦前戦中の天皇制に基づく前近代的封建国家を解体させ、日本国憲法のもと基本的人権、主権在民、平和主義を尊重し、民主主義を定着させた。

 

負の側面:日本は今だに軍事占領下にある。戦後70年経ってもなお沖縄を始め全国、米軍に占領されている。首都圏を取り囲むように横田、厚木、横須賀と米軍基地が居座り続ける。こんな国は世界中どこにもない。いかに敗戦国といえども、「独立国」「主権国家」であるならば、戦後数年で外国軍隊は撤退するか、撤退させるかするものだ。

 

基地問題は沖縄だけではない。一例を挙げれば、首都圏上空(東京、神奈川、埼玉、山梨、長野、栃木、群馬など広大な空域)には横田ラプコンと呼ばれる米軍管制下の空域が存在する。ここは日本の民間機が自由に飛べない。羽田空港を利用すればわかるが、必ず房総方面に飛び立って、高度を上げ大きく旋回して西日本方面に向かう。逆に羽田に着陸するときは房総方面に迂回し、房総方面から着陸する。この航路しか使えないのだ。急激に高度を上げ、大きく旋回すること、迂回することによる燃料ロス、危険性が常につきまとう。この方向に雷雲がある場合も、米軍は横田ラプコンの上空を通過する許可を与えない。危険を承知で雷雲の中に突っ込んでいくことになる。こんな国は果たして「独立国」と言えるだろうか。

 

チームアベの言う「戦後レジームからの脱却」とは正の側面を全否定し、負の側面を強化させる。「戦後レジームの深化」ではないか。「独立国」「先進国」「民主主義国家」としてやることが全く逆だ。外国の軍隊は日本固有の領土から出て行ってもらい、アメリカからの「真の独立」を勝ち取るのが日本の進むべき道である。

 

[Z]「尖閣はアメリカが守ってくれる。アメリカは日本を守ってくれる。」という幻想

 

 昨年オバマが来日した際、「尖閣は安保条約の対象である」と言わせたことに、チームアベやマスメディアはこれで尖閣はアメリカが守ってくれると大ハシャギであった。私は呆れ果ててものが言えなかった。アメリカはこうも言っている。「尖閣は日本の施政下にあるが、領有権についてアメリカは中立だ。」アメリカは「施政下」と「領有権」を分けている。「尖閣はたまたま今、日本の施政下にあるが、領有権は日本にあるか、中国にあるか中立だ。」と言っているのである。日本の施政下にある尖閣は安保条約の対象であるが、もし中国が軍事的に攻めてきて、自衛隊が守りきれず中国の施政下になったら、安保の対象ではなくなる。この時アメリカは軍を動かして自衛隊とともに尖閣を守るか?答えはNOである。

新安保条約第五条には「自国の憲法上の規定及び手続きに従って、共通の危機に対処する事を宣言する。」とだけ書かれていて、日本を守るとは書かれていない。すなわち、議会の承認がなければ軍を動かすことはできないのだ。議会には親日派もいるが、親中派も多くいる。日本のためにたかが尖閣ごときで、議会が承認するわけがない。これがアメリカのロジックなのだ。

 

[[]アメリカ議会でのアベ演説

 

 本人は悦に入り、マスメディアはヨイショしている。日米関係の歴史と現実を見れば、あの演説は「もっともっと、アメリカ様の奴隷になります」宣言である。誠に独立国の元首として恥ずかしい限りだ。アメリカの政治家たちは「またもや東洋の馬鹿なカモがネギをしょってやってきた」と軽蔑している。しかし、自分たちの利益になるので、拍手ぐらいしてやるか、といったところか。日本は今までさんざん、領土、領海、領空、そして莫大な金(思いやり予算と呼ばれる、国民な血税)をアメリカに貢いできた。今度は集団的自衛権によって国民の命まで貢ごうとしている。

 

[\]立憲主義、民主主義、法治国家、三権分立、主権国家の破壊

 

(この項目は重要。後日、追加します。6月4日、憲法審査会での3人の憲法学者の「安保法制は違憲」発言などにも言及したい。)

 

[]]華麗(?)なる一族

 

(後日追加します)

 

 岸信介

 佐藤栄作

松岡洋右

西村正雄

 安倍寛

 安倍晋太郎

 安倍洋子

 安倍昭恵

 

inserted by FC2 system