ペレストロイカってなんだったんだろう。どうも私には解らない事だらけです。ソビエト連邦が完璧な社会主義国家では無かったことはわかるのですが、どうして、ソビエト連邦の市民は社会主義的な「平等」を捨て、資本主義・市場経済での「自由」と「競争」の道を選んだのか?
最近は本屋さんに行っても、Bookoffや図書館でも関連の物はなかなか見つかりません。もう、時代遅れと行くことですね。という訳で、いつもの通りYouTubeで関連映像を探して見ました。TV番組のニュースや特集番組です。
1、ロシア革命
2、ペレストロイカとソビエト連邦の崩壊
ソ連崩壊(1)1991年12月25日「ゴルバチョフ時代の終焉」
ソ連崩壊(2)1991年12月25日「ゴルバチョフ時代の終焉」
3、その後の資本主義国家「ロシア」
なんとなく、民衆の不満が蓄積して「ペレストロイカ」により自由化を行うことにより様々な問題を解決しようとしていたことはわかる気がする。「社会主義」から「資本主義」へ革命が行われたこともわかった。でも、「民主化」=「資本主義」・「自由」=「競争社会」という図式がわからない。民族問題や宗教の問題等色々な事が一気に解決するわけではない。ロシア革命後70年間たってもキリスト教は消滅しなかったし、民主化された途端に民族紛争が勃発している。様々な要因を持つこの世界では、カンボジアの知識人皆殺しや中国の文化大革命のような仮想の敵を作ることによっても、社会主義社会はできないと思う。
技術力が上がり生産能力があがり→皆に平等に分配できて→コマーシャリズムに踊らされた物欲がなくなり→貧富の差・貧困がなくなり→疎外された労働から解放され労働に喜びを感じる→犯罪がなくなり→宗教や因習から解放され自由になる。そんな世界が出来たらいいな。