ペレストロイカって何だったの?(1)

 

 pu.jpg先日投稿した「ペレストロイカって何だったの?YouTube版」は、ロシア革命関係の一部がプーチンさん率いるFSBの陰謀かもしてない圧力で非公開になってしまいました。仕方がないので私が調べたことを拙い文章で書いてみます。決してプーチンさんの悪口を書くのが目的ではありません。

 世界史の中で目的意識性を持った最初の社会づくりとしてのソビエト連邦が、人の一生と同じ70年を経て「あっ!」と言う間に崩壊してしまった事が何だったの知りたいだけなんです。

 戦争・貧困・競争・差別もない人間みな平等に暮らせる社会としての共産主義社会を目指した、過渡的な世界としての社会主義国家が間違いだったなんて思いたくありません。素人ですけど少しづつ政治・経済・文化とあらゆる面で検証し見たいと思っています。

 先日、渋谷の街を歩いていた時、とある古本屋さんの店の前に当時の共産党書記長ゴルバチョフの「ペレストロイカ」が置いてありました。1987年(今から25年ぐらい前)発行でソビエト連邦時代の本でも一度も読まれたことがないような新品同様の本でしたが、100円でした。誰も興味がないしょうもない本だったんでしょうね。でも、資料を探していた私は大喜び、早速手に入れました。370ページを超える本ですが、「全世界の人々へ」と言う書き出しで始まり、ペレストロイカ政策を細かく説明しています。この時ゴルバチョフは現在のような結末を予測はしていなかったと思いますが、かなり誠意を持って書かれていると思いました。でも、米ソ冷戦の折、話半分として読まなければならないと思いますが。これから老眼鏡をかけてコツコツ読んでいきます。

renin.jpg 25年と一口で言っても、今の若い人たちは、「ペレストロイカ」「ソビエト連邦」も歴史の教科書でしか知らない時代になっていますね。正義の味方・アメリカ保安官が世界の秩序を守っている時代で、それに楯突く悪者は「テロリスト」「悪の枢軸」と呼ばれ戦争や暗殺で抹殺しても良い世界になってしまっています。「テロリスト」と一口で言っても、コミック漫画に出てくるような単純な悪党なんているわけがありません。貧困があり、宗教問題が有り、民族問題が有り、国家の主権が有り、その不平・不満が「テロ」と言う抗議形態で現れているんです。この不平・不満を解決することなしに、最強の軍隊の「鉄砲」や「爆弾」で抹殺・皆殺しにすることではできません。反共冷戦を終結させたことはペレストロイカの一つの成果ですが、冷戦終結後のこの「対テロ戦争」は更に異常です。アメリカもロシアもそれに追従する国々も熱に犯されたようにテロ・テロ・テロと叫んでいます。だれもその原因を調べ・解決するための努力すらしていないのです。911もチェチェン問題もただ犯罪としての「テロ」とされています。

911-2.jpg ビンラディンが暗殺されて911の真相は闇の中になってしまいましたが、その根底にあった問題はなんなのかはアフガンで戦っている米兵にも理解していないはずです。(だいたい911はやらせかもしれないし、アルカイダなんて実態が無いじゃないか)マスコミでは異教徒としてのイスラム教の教義が非人道的だということで「タリバン」を非難しているだけで、「イスラム教」がどのようなことも知らずに語っています。中世のキリスト教がどのような暗黒の支配をしてきたかを忘れたように。

 ペレストロイカがもたらした新しい世界がこのようなものになるなんて、ゴルバチョフ氏も考えていなかったでしょうね。でも、結果はこうです。少しずつ、少しずつ私の分かる範囲でも検証していきます。人類の未来のためにも!

 

 

 

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