「創造」再発刊について  編集長(変酋長ではありません)

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MITIRK時代の機関紙「創造」を40年あまり経った今、自由な表現の場として再発行したいと考えています。思えばあの時代の熱気が甦ってきます。世の中の矛盾、不条理に怒りを覚え、叛旗を翻したあの頃。それぞれ考えは違っていたと思うけれど、ともに権力と戦ってきました。そして敗北と挫折。あれから40年あまり、それぞれ全く別々の人生を生きてきたことでしょう。今の日本の体たらくを見ると、あの頃「こんな国になって欲しくない」と思っていたことが現実になっているのではないでしょうか。自分の過去、現在、未来への思いを馳せると、語り尽くせぬ思いを抱いている人は多いのではないでしょうか。テーマは何でもよいです。人生の総括、反省、懺悔、転向、自己弁護、自己満足、最近の時事問題、政治経済社会に対する意見、情況への発言、エッセイ、小説、詩歌、何でもよいので表現の場を持ちたいと思います。もちろん参加不参加は自由です。

 

私個人としては、定年退職後の人生は、私たちが生きた時代を検証したいと思っています。どんな時代に生き、その時々で何を考え、どう行動したか、を検証し、子供たち以降の世代へ多くのメッセージを残したいと思います。その表現の場の一つとして「創造」を活用したいと思っています。子供たち以降の人々が、「こんなおっさんがいたのか?」「ちょっと前の時代はこんなだったのか?」と思ってもらえればありがたいです。しかし、「よくわからねえなあ。」と言って無視されても構わないでしょう。言ってみれば私個人の自己満足に終わってもいいと思っています。

 

 

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