非暴力・不服従運動(正義は必ず勝つ!)
(ただし正義は一つとは限らない)
先日テレビでユニセフのCMを観ました。「あなたの月々3000円の寄付でアフリカの子供たちを救える!」と、でもね。ユニセフの言っていることに間違いは無いのだけれども、アフリカの貧困の原因は数百年間に及ぶ白人の収奪の結果ですよね。現在でもダイヤモンド・金・石油・天然資源が収奪されています。この利益をアフリカの子供たちのために使えばユニセフの3000円なんてものじゃないほど豊かになれるはずです。ユニセフ=国連はそうは考えないのです。日本では「拉致問題」で大騒ぎですが、アメリカではアフリカに対して、「拉致」の責任については思っても居ないのです。
国連=「正義」との考え方に疑問を持ちます。アムネスティ・IAEA等もなんか変だなと思ってしまいます。「正義」とは何なのかなと思ってしまいます。
非暴力の運動は、「正義」を共有する運動であったと思います。人種隔離政策が正義に反することは明らかですが、「神の前では人間は皆平等」という宗教を信じるアメリカ白人には数百年間この「正義」が理解できなかったのです。良心的な人たちでも「憐み・施し」程度を「正義」と思っていたんですね。このことの克服がガンジーやキング牧師の最大の障壁になっていたような気がします。
古いTV番組を2本紹介します。ぜひ見て下さい。特に「公民権運動」はドギュメントなのに泣かされてしまいました。