「希望の国」 園子温監督作品。10月20日公開。
一年中いつでもシニア料金の1000円で映画が見られるのは、嬉しいことなのかどうか?と思っています。
この映画は新作で、シネコンで見ました。
東日本大震災から数年後の架空の土地を舞台に、新たな地震と原発事故に翻ろうされながらも
希望を見いだしていく家族の姿を通し、3・11後の日本で生きることの哀しみと覚悟を描いた作品である。
内容は明らかに「希望」ではなく「絶望」である。「今ならまだ間に合う!」と言う
作品に込められた強烈なメッセージの中に、私たちは「希望」を見出すしかないと思える。