「本当は憲法より大切な『日米地位協定入門』」

前泊博盛編著

 



この本についてまず感想を書いてみます。次に本の内容の要点のまとめを試みます。


 

<感想>


@若かりし頃、国家権力に対する怒りというものは、理論的に説明できたが、感覚的本能的な嫌悪感や憎悪感があったことも確かである。その若い感覚や本能は決して間違いではなかったと実感できる。当時考えていた以上にひどい状態であること思い知らされる。そして怒りはますます増幅する。


A私たちが生まれ育った日本がこれほどひどい国家であったかと唖然とする。戦後68年、私たちは高度成長も経験し、何とか平和に比較的豊かに生活できたのは、ほとんど奇跡であったのではないか?単に運が良かっただけなのではないか?と思えてならない。私たちが生活していた裏でこんなことが起こっていたとは、私たちは不明を恥じるしかない。


B日本は独立国、主権国家でもなければ、民主主義国家でも法治国家でもない。日本は紛れもなくアメリカの植民地である。いや前近代的な奴隷国家である。日本の為政者どもは、国を売り、同胞を売り、自らの魂を売ってアメリカの尻尾にしがみつきながら日本国内で権勢を振るっていたに過ぎない。


  C中でも吉田茂は、アメリカの奴隷国家の礎を築いたA級戦犯である。

 サンフランシスコ講和条約は華々しく調印がされて、日本は主権を回復したとされる。しかし、同日、別の米軍施設でひっそりと旧日米安保条約が調印されていた。同日同施設で、日米行政協定(現在の日米地位協定)が、さらにひっそりと調印された。旧日米安保条約と日米行政協定の調印に臨んだのは吉田茂ただ一人であった。日本国内で議論された形跡はない。国民は知らされなかったのか、無関心だったのかわからない。

 1952428日、サンフランシスコ講和条約は発効され、日本の主権は回復されたとされる。しかしこの日は沖縄、奄美、小笠原が日本から切り離された「屈辱の日」であり、「沖縄デー」として闘いの日であった。アベノミックスならぬアベノバカタレは「主権回復の日」とはしゃいでいたが、戦後68年日本に主権が回復したことは一度もなかったことを自覚すべきだ。そしてそのことを裏付けるのが「日米地位協定」なのだ。


D「奴隷国家」日本はひどい国であるが、「ご主人様の国」アメリカはもっとひどい国だ。

 ヨーロッパから北アメリカ大陸に渡ってきたアングロサクソンが、アメリカ原住民から土地と資源と富を略奪し、奴隷となることを拒否したアメリカ原住民を虐殺して、黒人を奴隷として酷使し、作った国家なのだ。オーストラリアも同じようなもので、原住民アボリジニの虐殺が繰り返された。彼らの手口は卑劣きわまりない。騙し、脅し、すかしで富を奪おうとする。それが通用しないと差別、迫害、そして最後は略奪、虐殺である。それは現在でも変わらない。強盗殺人を犯した人間が、自分に都合のいいルール作りながら国家権力を形成していった。本当に「素性の悪い国家」なのである。

 虐殺された無数の人々のやり場のない怨念は、虐殺した人間を呪い殺すのではないかと思える程だ。

 ひどい国同志がやっていることだから、さらにひどいことになっていることは容易に想像できる。それが現在の日米関係なのだ。


Eサンフランシスコ講和条約―日米安保条約―日米地位協定の順に重要と思われているが、実は逆なのではないかと指摘されている。つまり日米地位協定によって米軍による軍事占領と治外法権を可能にしているようだ。憲法や国内法よりも日米地位協定が優先されるのだ。アメリカが望めば、日本中どんな土地でも軍事利用が可能だ。日本の国土は日本国のものでもなければ、ましてや我々庶民のものではない。羽田空港から飛び立った旅客機は東京上空を飛べない。房総半島方面へ飛び立ち、大きく迂回して日本の各地に向かわなければならない。なぜなら東京上空はアメリカ軍のものだからだ。燃費もかかるし迂回による危険度も増す。


 日本国政府はまず第一にアメリカとの「武力に頼らない独立戦争」を戦わなければならな い。

 


<要点>

 

 工事中。順次、追加、更新していきます。_(._.)_


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